犬の予防薬無許可販売で書類送検

最近は、インターネットで何でも買える時代です。それは動物用の医薬品でも同様です。

ただし、動物に健康上の被害が及ぶことも予想されるので、何でも販売出来るわけではありません。今の所、買う方は罪に問われないのかもしれませんが。

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犬の予防薬無許可販売で書類送検

この予防薬というのは、フィラリアの予防薬のことです。正確には駆虫薬でしょうか?

獣医師がインターネット上で、犬の診察をしていないにも関わらず、フィラリアの予防薬を販売したというものです。一度、警告を受けてやめたように見せかけたのですが、再び販売したため逮捕となったようです。

なおインタネット上で販売したのは、「動物病院の経営が苦しかった」という理由みたいです。

違法行為について

今回の逮捕の理由は、獣医師法違反と医薬品医療機器法違反(無許可販売)との事です。犬を買われている方はご存知だと思いますが、フィラリアの予防薬を販売する前に、血液検査でフィラリア症陰性を確認して出す事が多いです。これは任意ではあるので、検査をせずにフィラリアの予防薬を出すところもあります。フィラリアの検査を行うかどうかは獣医師の裁量の範疇ではあるので、これについては問題ないと思われます。しかし、書類送検された事からすると、フィラリアの予防薬を出す前に”診察”をする事自体は必須のようです。

このことについて、以前から疑問があります。

この獣医師以外にも、インタネット上でフィラリアの予防薬を販売している動物病院ないし獣医がいますが、その人たちが捕まらない理由って何ですかね?うまいこと法の抜け穴を使っているから?

(飼い主or犬が)歳をとって犬を連れていけないとかで、動物病院で診察せずにフィラリア予防薬だけ出すのって違法何ですかね?診察の範囲って、どこまで何でしょう?

過去の事例を見てみると、獣医師じゃない人がフィラリアの予防薬を販売した事、そして獣医師でないトリマーがノミ・ダニの予防薬を犬に塗布した事で逮捕されています。

処方箋なしで犬用のフィラリア予防薬を販売するなどしたとして、大阪府警生活環境課などは14日、医薬品医療機器法(旧薬事法)と獣医師法違反の疑いで、ペット用医薬品販…

動物病院の経営について

もう一点どうしても気になってしまうのが、理由の「動物病院の経営が苦しかった」というところです。獣医師の業界も競争が年々激化しているので、10年前は潰れる動物病院は聞いたことがなかったですが、都会を中心にそういった病院もちらほら出てきています。

これは、犬や猫の飼育頭数が減少に転じていることや、獣医師の数が増加していることが理由として考えられます。

獣医師として独立してやっていく場合には、同時に動物病院の経営者ともなります。いかに顧客を集めて収益を得るかが重要になってきます。最新の機器や機材を導入することで、診断や治療をすることができる可能性が広がります。利益に走る必要はありませんが、利益がないといい診療ができなくなる可能性があります。

中には獣医師として人格者で立派な腕があっても、経営者としてしての能力が不足していたために、閉院に追い込まれる場合も存在します。

もちろん売り上げが悪いからといって、違法行為を行っていい理由にはなりませんが。

そう考えると、なお加計学園の意義が問われることになりそうですが。

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